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不登校・ひきこもりになる子供の心理と真理

なぜ子供たちは不登校や引きこもり地獄に陥ってしまうのか?

不登校、そしてひきこもりになる子供についてのコラムです。

なぜ子供たちは不登校やひきこもり状態に陥ってしまうのでしょう? なんで私たちはその状態から抜け出せないんだろう?
その原因をメンバーの体験を寄せ集めて綴っています。
断言調に書かれてありますが、あくまで私たちの経験ですので、それを頭に入れてお読みください。


子供の無意識のトラブルは専門家でも解決不能になりやすい

子供の不登校や引きこもりは、心の問題・悩み・トラブルで生じています。
そこを効果的に心の根幹から解決していかなくては、子供にとって暗い未来しかあり得なくなります。

じゃあ、どういう心の問題なの? となりますが、非常にわかりにくいから厄介です。
それは無意識の問題だからです。

そして、我が子のことを親ゆえにわかりにくいのも原因ですが、心の専門家でも解決は難しいものです。
私たちは解決可能な専門家を一人しか見つけることができませんでしたから。

子供が苦しんでいたり悩んでいたりするのはわかるけれど、どういう苦しさなのか想像がつきません。
その苦しさはどこから発しているのか、何が原因か、となるとますます藪の中です。
人間の心(特に子供たちの心)ほど複雑で矛盾だらけのものはありません。

 

子供の無意識の問題を無視し、不自然に表面的に子供の感情を追い詰めていませんか?

でも、どんなにこんがらがったものでも、必ず原因が存在しています。
そして、結果として不登校や引きこもりとなっているわけです。

原因は見えないだけで、絶対無意識の中に詰まっているはずです。
逆に、元気に学校に通っている子供は通える理由があり、不登校に陥る原因が存在しないということですね。

実際問題として、本当の原因とどうやって対処していけばいいのか、そこが重要です。
心の問題は、「こんなんじゃないか?」「これが原因かもしれない」という予想では決して好転しません。

確固たる、これだ! というものがないと、当人も私たち保護者も納得できません。
だから、本質をつかまずして、子供に何をやらせても、どんなところに預かってもらっても、決して解決できないのです。

逆に不自然に子供の追い詰められている感情をさらに追い詰めてしまい、子供が限界を超えてしまいます。
それでは引きこもりになったり、昼夜逆転になるのはしょうがないことです。

 

親の焦りと心配が子供のエネルギーを奪い取ってしまう

一つも解決を見ないまま時間がたつにつれて「なぜ?」 「どうして?」 「何で私たちだけ」 「どうすればいいんだ」と永遠のループに親も子供家族も陥ります。
貴重な時間が失われると同時に、子供たちの心から生気が消えていきます。

子供たちの悩む時間一分一秒が非常に重要です。
一番多感なたくさんを学べる時期に、子供の心が引き裂かれるばかりだとその後も心配になってしまいます。

私たちも、もっとはやく解決できていれば良かったのに、出会っていれば良かったのに! と誰もが思いました。
不登校や引きこもりを解決しても、その後悔はついて回りました。
時間ばかりは元に戻せるものではないです。

一方、子供当人もおそらくは混乱していて、しっかり今の現状と原因を把握できていないでしょう。
フラストレーションがたまり、自信喪失ばかりの人生に陥り、劣等感ばかり身に付いていきます。

部屋の中、家の中にいるのが一番いい選択だが、それすら苦しいのです!
何をやっても苦しいから、まだ苦しくない部屋の中にいてしまう。
そして逃避的な行動に熱中してしまいます。
そこに建設的な選択の余地はありません。

 

子供はストレスを抱え続けている、親が変わらなければいけません

でも、端から見ると、ずっと部屋に閉じこもったり、学校をさぼったりしている「情けない人間」「怠け者」というレッテルを貼られてしまうんですよね。
思春期のまっただ中にいながら、ほとんどプラスの経験をすることができない。

時間がどんどん過ぎるにつれて、飛躍的にコンプレックスをためていってしまいます。

当人にとっては、ほんとうは青春を謳歌したいはずです。
学校にも通いたいはずです。

通いたいというより、誰もができていることがどうしてもできないということは、心の傷になるでしょうし。
でもどう頑張っても、私たち親が子供を変えようとしても不可能なのが、この不登校問題。

人間は不満やストレスのはけ口をどこかに見つけなければ生きてはいけない生き物です。
もし不満を心の中に抑圧していくと、心をますます病んでしまうか、ついには暴発してしまい、とんでもない社会的事件を起こしてしまいます。

よくニュースで流れる「なんであの子が?」という意外な反応というものも、実は心に抑圧をかけつづけた末路にすぎないのです。
はけ口を親に向ける子供もいます。いわゆる家庭内暴力です。

もともと暴力的な人間ではない子供でもなってしまうのは、逆に言えば、それだけイライラと焦燥感をため続けていることの証拠です。

人間不信も頂点に達します。
こんな人間だらけの社会に(当たり前ですが)、極度の人間不信のままでいたらどうなってしまうんでしょうか

まわりの家族も苦しんでいれば、当人はおそらくもっと苦しんでいます。
生きていて楽しいことなんかほとんどないでしょう。

楽しくないから、ますます心に鍵をかけて、苦しみを感じないように殻に閉じこもるのは当然です。
唯一一人でもできるテレビゲームやネットに逃避するように中毒となってしまいます。
そしてますます社会や学校との距離が遠くなってしまいます。


子供一人の問題ではない、親の問題、家族みんなに暗い影を投げかけます

当人もなんとか脱却したいと思っている。でも手段がない!

それは私たち保護者とて同じことです。
そして永遠の悪循環と思われるような状況が続いていきます。
当人の問題を超えて、兄弟姉妹、父母、祖父母にまで希望がなくなっていきます。

20歳くらいまではまだまだ世間の目も見守ってくれます。
でも立派に社会人としてやっていかなくてはいけなくなるととたんに厳しくなります。

そのころには不登校の子供預かってくれる施設もありません。
ハンデばっかりを抱えたまま、社会に出るか、引きこもり続けるかしかありません。

無理矢理社会に出たとしても、ハンデばっかりの当人に自信を持って生きていく武器は全くありません。
幸せではない人生が続いていってしまいます。

逆に私たちが会社の人事担当者だとして、そのような子供たちが面接しにきたとき、会社に入れたいと思うでしょうか?
繊細さ、感性がいくらあっても、やはり他の志望者を優先すると思います。
残酷ですが、それが社会というものです。


不登校問題より子供が社会に出られるのかが真の恐怖

居場所がないまま、心に劣等感を抱えたまま生きていかなくてはいけない。

子供はずっと非社会的生活を送っていくと、自律神経のバランスがおかしくなってきます。
つまり、一人でいてもほっとできなくなる。

引きこもるだけでも、よけい苦しい状況になってしまいます。
体もがちがちに硬くなり、いつも緊張状態におかれます。
でも、抑圧のはけ口も気分転換もできないから、いっそう蓄積していくばかり。

親と子供の感情のギャップ、溝がますます広がります。
もう最低限のコミュニケーションすらとれないほどにです。
だからますます解決を遠のかせてしまう。

子にとっては、親は自分をわかってくれない、となる。
親にとっては、どうして!? となる。
家庭の雰囲気は真っ暗闇です。

 

不登校支援の施設は根幹的に心の問題を解決できない

一方、さまざまな不登校や引きこもり対策のセラピーや施設が世の中に存在しています。
でも、本質的問題を見えないまま、あたりさわりのないアドバイスしかできない心理カウンセラーや スクールカウンセラーはたくさんいました。
表面的にしかやりません。
彼らのせいではなく、できないのです。

預かる施設も 文字通り子供を預かるだけ。
子供の心の問題を克服するのには力不足だし、そもそも考えてもいないかもしれません。

保護者にとっては問題の子供がいなくなりほっとしますが、 ただ問題の先延ばしになっているだけ。
万が一の期待を込めて送り出しますが、万が一は来ることはないのです。
時間が解決してくれることはありません。

 

親の変わってほしい思いに子供が追い詰まる

強くなってほしいと思う。
立ち直ってほしい。
たくましく生きてほしい。

けれど、子供本人が強くなりたいと願っても、絶対できない「何か」が心(無意識)の中にあります。
だから、親の期待はかなえられません。
そんな自分を自分で追い詰めてしまいます。

ほかの同級生は順調に(?)育っていっている。
だからますます惨めになります。
テレビの向こうの世界は、誰もが幸せに生きているように映ります。
だから余計心がクサクサしてきます。

 

自分の人生よりも子供の人生が心配になる親の情

親としても、世間の目があります。
あれだけ立派になってほしいと願っていたのに、社会の底辺でもがき苦しまなければならないこの状況。
しつけも育て方もしっかりしてきたのに、なぜかつまずいてしまいました。

子供の将来がとても不安になります。
自分の人生以上に子供の人生が気にかかります。

親にとっても子供にとってもいっこうに心休まる日は来ません。
何をやってもだめ、これもだめだった、の連続。
みんな(ある程度)当人や保護者にとって共通していることだと思います。

どれだけ私たちももがき苦しんできたことでしょうか。

 

子供が立ち直るために親がしなくてはならないこと

でも希望はあります。
その希望が私たちには現実となりました。
実は不可能に思えたことでも、何とかなるものです。

世の中には真のプロフェッショナルもいるし、最高のセラピストもいます
(※2017年1月段階で、子供が受けるプログラムは停止しています。親が受ける『親子関係問題解消・不登校親支援プログラム』は狭き門ですが行われています)

保護者に、子供に希望が芽生えたら、私たちがホームページを立ち上げた最初の目的は達成されます。
サイトを作った甲斐があります。
そして、今まで失ってきたものをたくさん取り戻してください!
取り戻させてやってください!

それに足るすばらしい先生がいたこと、私たち家族が再生できたこと、不可能はないということ
頑張ってください!
あなたたちならできます!

※できるためには、子供を変わらせる前に親が変わることで、子供をいい方向に導ける存在になってください。

こちらに親向けの岩波先生の言葉・講演集が掲載されています
子供の不登校、引きこもり時の心理や親の影響力のことについて、親の変化が子供に大きな変化を与えるという話が多く掲載されています。

【共同執筆 ショウザン・マツナミ・おトミ】
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