みなさまへの挨拶┃ ┃子供の心理と真理┃ ┃体験談┃ ┃FAQ無意識からの解決メンバーの体験例┃ ┃MAIL/CONTACT US【メール相談】┃ ┃ お役立ちリンク集

不登校と無意識のコラム 潜在意識からの解決が不登校や子供の心の問題を克服に導いた

 

執筆者:おとみ

人間には意識レベルと、無意識・潜在意識レベルと分かれます。意識レベルは理性の分野、無意識レベルは本能の分野と言い換えられると思います。脳で言いますと、より深い原始的な分野が無意識、潜在意識を司っているのでしょう。

  人が悩みから脱出しようと様々な手段を講じます。努力、気力、考え事、いくらやっても、あるところまでは解決できても決して手の届かないところに直面すると思います。その世界こそが無意識の世界です。不登校や引きこもりになる子供の多くは、無意識に問題と抑圧を抱えてしまっているからこそ、本人の努力では難しく、途方に暮れてしまいます。精一杯の子供当人の努力が無意識に手が届かないために、気力をすり減らしどうにもならないストレスで心までやられてしまいます。

無意識・潜在意識から子供の不登校や心の問題を見た時、多くの発見が私にはありました。大人ですら、どうにも気力や努力で解決できないことを、実は子供に強いてしまっていたのかもしれません。うつ病が昨今爆発的に増えて社会問題化していますが、うつ病の人はそれまで精一杯の努力をしてきても切り抜けられないのに「頑張れ、気力を出せ、やればできる、甘えているからだ」と言われるとますます追いつめられてしまいます。それで自己嫌悪、自己否定感が増し、居場所もなくなって、自殺の道を選んでしまいます。

それと同じことをもしかしたら、親は子供に強いていたのかもしれません。私には娘がいます。学校に行こう、行かなくちゃいけないと私が知らないところで、葛藤していました。それでも、体が追いついていきません。意識が気がはやって焦っていても、無意識がそうさせてくれません。どうしてもできないのです。それでも娘が必死に気力を振り絞って、努力して学校に行っていました。

普通の子供が当たり前にやっていることを、人生をかけた精一杯の努力で学校に「普通に」通っていたのです。親や学校の教師、カウンセラーが「誰だって学校が嫌な時もある」「気のしすぎだ、気の持ちようでどうにでもなる」とアドバイスしても、そんなことは百も承知です。限度を超えた努力を毎日積み重ねている人に、「もっと頑張れ」といっているようなものです。

これでは子供は「私の気持ちなんか誰もわかってくれないんだ」と孤立無援になります。それでも「学校に行かなくちゃいけない」気持だけはあります。でも、無意識でそれがどうしてもできないのですから、自己嫌悪に陥ります。人間不審な上に自己否定、劣等感が積み重なると、ますます不都合な精神状態をどうにかしようと悩みに悩み、娘は心を抑圧してしまいました。それが自傷行為や摂食障害という心のはけ口としてあらわれてしまいました。

もう不登校とかそういう問題をはるかに超えてしまっていたのです。子供自身も無意識の暴走について、はっきり自覚がないに違いありません。原因がわからない自分自身の心の状態にますます溺れ続けていくのです。それほど無意識の問題は、強烈で闇が深い問題なんです。

だから、いくら表面的に対策を取っても決して子供の心は上向きません。形式的に学校に通ったとしても、子供の無意識の問題が解決しない以上、問題を先延ばししていることになります。その間も抑圧が無意識に悪影響を与えています。それが決壊した時、どんなことが起こるかと言えば、想像することもおそろしい状態になります。外に抑圧のはけ口が向く人、内側に向く人(娘はこちらです)と分かれると思いますが、どちらにしても家族全体まで闇に包まれます。私は娘とは表向き仲がよかったです。外から見たら仲のいい母娘でした。でも、娘の無意識・潜在意識の底には、処理しきれない闇が煮えたぎっていました。

無意識は本能と密接に結びついているものです。本能は自らの命を守るために、不安や恐怖から自分を防衛しようとします。無意識がボロボロの時、些細な刺激でも、子供の本能は過度に反応してしまうのです。ものにあたったり、暴力・暴言に至ったり、自傷行為に走ったり、ひきこもって社会という刺激から身を守ろうとします。それを理屈や理論で言い聞かせようなんて不可能です。学校に無理矢理通おうとしても本能が防衛をすることで、おなかの調子を悪くさせたり頭痛を起こしたり、気分を悪くさせたり、うつ状態にさせます。

不登校になるにはそれまでの無意識の問題が抑圧しきれなくなって表に出てきた状態がほとんどです。そこで親子だけで解決しようとすると、これまで書いてきたように見当違いな方向の対策になったり、子供を追いつめる逆効果に陥ってしまうことになりかねません。私たちもそういう失敗を経験してきました。無意識が本当に暴走した時、それは本能からわき上がっていることなので、もう子供がいくら抑えようとしても、周りがいくら止めようとしても、抑えが効かないのです。だから、子供が心を問題をこじらせた時、悲惨なことに多くがなって、暗闇のトンネルが続くのは、無意識の問題をおざなりにしてしまったからです。でも、それはしょうがないことでもあります。無意識というくらいですから、なかなか私たち親も子供自身も意識でつかみきれないのです。

そこで私は無意識からの根本的な解決方法を模索しはじめました。ネット上で評判の高い岩波先生に出会えたことは、非常に運がいいことでした。岩波先生こそ、無意識を顕在意識に浮かび上がらせることができる鬼才と言われる専門家だったからです。無意識の抑圧を出すことで、娘も気持が落ち着いてきたそうです。娘の無意識にはマイナスのことばかり渦巻いていました。プラス暗示を入れることで、自己肯定感、自信をあたえることができました。そのためには、娘自身の自主性と意志の力も必要でしたが、無意識からの心の問題に効果を与えることにかけて、岩波先生ほど適任者はいないと思います。

親としても、もう一度無意識という観点から、この不登校問題、子供の心の問題、そして私自身の分析をして見ることで、あらたな不登校解決が可能になる道が見つかると思います。私たちはそうやって不登校、ひいては子供の心の闇をも解決することができましたから。

こちらも参考にして下さい。岩波先生の話が数多く掲載されているサイトです

 


SITEMAP


不登校/ひきこもり問題克服 保護者の集い HOMEへ戻る

みなさまへの挨拶┃ ┃子供の心理と真理┃ ┃体験談┃ ┃FAQ無意識からの解決メンバーの体験例┃ ┃MAIL/CONTACT US【メール相談】┃ ┃ お役立ちリンク集